ボードゲーム紹介 第6弾

ボードゲーム紹介、第6弾です!
今回はシンプルなのに奥深いブラフゲームを紹介します。

こちらのゲームは「Take Tale Table」様のご厚意でサンプル提供いただきました。
素敵なボードゲームを有難うございます!

Jack Knife(ジャックナイフ)

プレイ人数:2~4人
所要時間:10~15分
難易度:★★☆☆☆

◇概要
たくさんの海賊たちが無人島の覇権を手に入れるため、
人質を使ったギャンブルで勝負する、というコンセプトのゲームです。

攻撃する時は囚われた人質を狙わないように、
防御する時は人質を盾にするか、攻撃をかわすように。

このゲームは攻撃や防御を成功させ、先に7ポイントを獲得することを目的とします。

◇ゲームの進め方
ナイフカード1~3本を1枚ずつと人質カードを1枚の、
計4枚のカードを各プレイヤーに配ります。

配り終えたら、ジャンケンなどで攻撃プレイヤーを決め、ゲームスタートです。

1.防御プレイヤーがカードを1枚伏せる
攻撃プレイヤー以外は全員が防御プレイヤーとなります。
防御プレイヤーは自分の所持しているカードの中から1枚選び、
そのカードを裏向きで場に出します。

基本的には、
「攻撃されるかも」と思ったら人質カードを、
「攻撃されないかも」と思ったらナイフカードを選びます。

2.攻撃プレイヤーが攻撃する回数を決める
全ての防御プレイヤーがカードを出したら、
攻撃プレイヤーはカードを1枚表向きで場に出し、
攻撃する回数を示します。

・各カードの攻撃回数

3.攻撃をしかける
防御プレイヤーを1人選び、
指名された防御プレイヤーはカードを表向きにします。

カードによって、プレイヤーは以下の通り点数を獲得します。

・防御プレイヤーのカードがナイフだった場合
攻撃は成功となり、防御プレイヤーが場に出していたナイフの本数分、
攻撃プレイヤーは点数を獲得します。

この時場に出ていた防御プレイヤーのカードは奪われ、
それ以降、使うことができなくなります。

・防御プレイヤーのカードが人質だった場合
攻撃は失敗となり、攻撃プレイヤーが場に出したナイフの本数分、
防御プレイヤーは点数を獲得します。

また、この時攻撃プレイヤーが場に出したカードは奪われ、
それ以降、使うことができなくなります。

※攻撃プレイヤーが人質カードを出していた場合は点数の獲得はなく、人質カードが奪われるのみとなります

注意点

カードを奪ったプレイヤーであっても、
奪ったカードを攻撃や防御に使うことはできません。

4.攻撃プレイヤーを交代する
攻撃回数分を終えるか、人質カードが出たら攻撃は終了です。

攻撃されなかった防御プレイヤーは場に出したカードを表向きにし、
ナイフの本数分の点数を獲得します。

※人質カードを出していた場合は点数の獲得はありません

全ての得点の処理を終えたら、
左回りで攻撃プレイヤーを交代していき、
最初に7点を獲得したプレイヤーの勝利です。

◇「Jack Knife(ジャックナイフ)」と宣言する
自分が攻撃プレイヤーになった際、
防御プレイヤー全員が人質カードを伏せていると思った場合、
攻撃をする前に「Jack Knife」と宣言することができます。

宣言をしたら防御プレイヤーは全員場に出したカードを表向きにし、
全てのカードが人質カードであれば、
獲得している点数に関わらず、
攻撃プレイヤーがこのゲームの勝者となります。

しかし、もし1人でもナイフカードを出しているプレイヤーがいた場合、
「Jack Knife」宣言は失敗し、攻撃プレイヤーはゲームから脱落します。

成功すると一発逆転も狙えますが、脱落リスクがあるので宣言する時は慎重に!

◆ゲームのあれこれ
2人からプレイ可能ですが、
4人でプレイするのが一番面白いと感じました。

お手軽な心理戦が楽しめるので、
このタイプのゲームをやったことがない方にオススメです。

会話の制限がないのも魅力的で、
「自分はナイフのカードを出した」「人質を出したから攻撃はオススメしない」などなど、
言葉を交わしながらの駆け引きにも挑戦してみてください。