ボードゲーム紹介 第3弾

ボードゲーム紹介第3弾!
今回はQuarto、quoridorと同じGigamic(ギガミック)社のゲームを紹介したいと思います。

Marrakech(マラケシュ)

プレイ人数:2人~4人
所要時間:20分~30分
難易度:★★☆☆☆

◇概要
舞台はモロッコの都市「マラケシュ」。
そこの絨毯商人となって市場を広げながら、
より多くの資金を稼ぐことを目的とします。

2人~4人で遊べますが、オススメは4人プレイです。

◇ゲームの準備
まず最初に、各プレイヤーに同じ色の絨毯を12枚ずつ配ります。


このゲームの通貨は「ディルハム」です。
各プレイヤーに、初期資金として「1ディルハム×5枚、5ディルハム×5枚」を配ります。

そして、一番大事なこちらの「アッサムさん」!

絨毯市場のオーナー、アッサムさんをボードの中央に置いたら準備完了です。

※2・3人プレイについては後述

◇ゲームの進め方
プレイヤーは自分の手番になった際、

1.アッサムさんの進行方向を決める
2.サイコロを振り、アッサムさんを動かす
3.ディルハムを支払う
4.自分の絨毯を敷く

の、順番でアクションを行います。

・アッサムさんの進行方向を決める
アッサムさんはそのままか、左右どちらかに方向転換することができます。

※真後ろを向くことはできません

・サイコロを振り、アッサムさんを動かす
サイコロの出た目の分だけアッサムさんを動かします。
サイコロは1~4の出目があり、1と4が1面、2と3が2面ずつあります。


注意点

ボードの突き当りに差し掛かった際、
アッサムさんはボードの枠外に書いてあるオシャレな矢印にそって移動し、
1、2、3のように進みます。

・ディルハムを支払う
止まったマスが他プレイヤーの絨毯の上だった場合、通行料の支払いが発生します。

※自分の絨毯の上、空のマスの上に止まった場合は支払いは発生しません

支払額は、乗っている絨毯と同じ色の絨毯が何マス分繋がっているかによって決定します。
1マスにつき1ディルハムを絨毯の持ち主に支払わなくてはなりません。

例)
この場合は2ディルハム。

この場合は4ディルハム。

注意点

支払いが発生した際に所持金が足りなかった場合、
支払えるだけディルハムを支払った後でそのプレイヤーはゲームから脱落します。
その後、脱落したプレイヤーの絨毯の上に誰かが止まっても、
支払いは発生しません。

・自分の絨毯を敷く
アッサムさんの前後左右のマスに重なるように、自分の絨毯を1枚敷きます。

他プレイヤーの絨毯がすでに敷かれている場合、その上に重ねて敷くことができます。

注意点

相手の絨毯の上に重ねる際、
1枚の絨毯の上に完全に覆い被せることはできません。

以上の手順を繰り返して、
全プレイヤーがすべての絨毯を敷き終わったらゲーム終了です。

◇ポイントの計算
ポイントは1ディルハムにつき1ポイント、
ゲーム終了時に見えている自分の絨毯1マスにつき1ポイントで計算します。

すべてを足して、ポイントが一番多いプレイヤーの勝利です。

例)

この場合では、
赤絨毯のプレイヤーは所持ディルハムが32(右下)、見えている赤い絨毯が11マス分あるので、
合計ポイントは43となります。

※同点の場合は、ディルハムが多いプレイヤーが勝利します

◆2・3人プレイ
・2人プレイ
1人につき2色の絨毯を12枚ずつ配り、
よく混ぜて山にした後、上から順番に絨毯を使います。

・3人プレイ
各プレイヤーに同じ色の絨毯を15枚ずつ配ります。

初期資金、ゲームの進行方法は4人プレイと同じです。


ゲームが終わった後のボード上がとても綺麗なので、
写真映えするボードゲームかと思います。

なによりアッサムさんが可愛いので、
是非一度お手に取ってみてください☆