ボードゲーム紹介 第11弾

ボードゲーム紹介第11弾です!
世界最古と言われるボードゲームのひとつ、
バックギャモンはご存じでしょうか?

名前は知っているけどやったことない、
という声をよく耳にするので、
今回はバックギャモン入門にもってこいのボードゲームを紹介したいと思います。

さんぽギャモン

プレイ人数:2人
所要時間:20~30分
難易度:★★☆☆☆

◇概要
お散歩中のペンギンを移動させて、
すべてのペンギンを早く家に帰してあげたプレイヤーが勝利する。

サイコロの出目と戦略が重要な、
駒が可愛いハーフサイズのバックギャモンです。

◇ゲームの準備
各プレイヤーはピンクペンギン、青ペンギンのどちらかを担当します。
駒は各色8個ずつです。

ゲームマットに記されているペンギンの足跡の上に、
対応する色の駒をすべて配置します。


※足跡には向きがありますので、そちらも揃えて置いていきます

付属のサイコロを2つ用意したら、準備完了です。

◇ゲームの進め方
各プレイヤーは同時にサイコロを振り、
出た目の大きいプレイヤーが先攻となります。

このゲームでは、

1.サイコロを振る
2.ペンギンを動かす

の、2つのアクションを繰り返し行います。

1.サイコロを振る
サイコロには1から3の出目があります。
プレイヤーは自分の手番になった際、2つのサイコロを振ります。

注意点

先攻プレイヤーの一番初めの手番のみ、
1つは自分、もう1つは対戦相手が振ります。

2.ペンギンを動かす
サイコロの出た目の分だけペンギンの駒を動かします。

この時、1つの駒を動かすか、
他の駒を動かすかは、自由に決めることができます。

例)※2と3が出た場合

また、ゾロ目が出た場合は、
出た目の移動を4回行うことができます。

注意点

相手の駒が2つ以上あるマスには入ることはできません。

出た目のどちらか片方しか移動できない場合は、
大きい目の方を使わなければいけません。

画像の場合、赤丸の青ペンギンだけ移動できますが、
1を動かしたら3が、3を動かしたら1が使えなくなってしまいます。
その場合は大きい出目の3を使います。

動かせる駒がある場合は必ず移動させ、
動かせる駒がない場合は、相手にターンが移ります。

・ペンギンを氷の穴に落とす
相手の駒が1つしかないマスに止まった場合、
相手の駒をマスから弾き出すことができます。


弾き出された駒は、
家から一番離れた氷の穴マスまで戻されてしまいます。

注意点

氷の穴に駒がある時は、
その駒を脱出させないと他の駒を動かすことができません。

画像のように1~3すべてのマスに相手の駒が2つ以上ある場合は、
どこかのマスの相手の駒が1つになるまで、
自動的に手番がパスになります。

◇家への帰り方
家に帰るためには、
まず自分の駒を色付きのマスまですべて移動させなくてはいけません。

基本的には、出た目丁度で家に帰りますが、
後ろに自分の駒がない場合は、
大きい目が出ても家に帰ることができます。

※後ろに自分の駒がない場合

注意点

いくつかの駒を家に帰した後、
相手の駒に弾かれて氷の穴まで戻った場合は、
その駒を色付きのマスまで移動させなければ家に帰ることができません。

上記の手順を繰り返し、
相手より先にすべての駒を家に帰したプレイヤーの勝利です。

◆ゲームのコツ
サイコロの出目にもよりますが、
大事なのは孤立した駒を作らないことだと思います。

なるべく繋がるように、各マスに2つずつ駒を配置して相手の移動を妨害したり、
相手の駒を氷の穴へ弾き飛ばせるようにあえて後ろの方に駒を置いたままにしたり、
戦略は様々ですが、負けていても大逆転する盤面がそこそこあったりします。

すべての駒がすれ違った状態だと、
あとはサイコロの出目次第で勝敗が変わってきたりするので、
最後まで諦めずプレイしてみてください!