ボードゲーム紹介 第12弾

ボードゲーム紹介第12弾です。
今回紹介するのは心理戦ゲーム!
初心者にもオススメのシンプルなゲームをご紹介します。

ゲタカのえじき

プレイ人数:2~6人
所要時間:10分
難易度:★☆☆☆☆

◇概要
カードを競り落とし、獲得点数が多い人が勝利する。

何を狙って何を諦めるか、
他のプレイヤーとの駆け引きが重要なゲームです。

◇ゲームの準備
各プレイヤーは同じ色の数字カードを15枚ずつ受け取り、手札とします。

数字カードには1~15の数字が書いてありますので、
すべての数字が揃っているか確認してください。

ハゲタカカード15枚を裏向きでよく混ぜ、
山札にしたら準備完了です。

◇ゲームの進め方
このゲームは、

1.山札のカードをめくる
2.手札を選ぶ
3.点数を獲得する

を、山札と手札がなくなるまで繰り返し行います。

1.山札のカードをめくる
山札のカードを1枚めくり、場に出します。

このハゲタカカードに書いてある数字が、
カードを入手した際に獲得できる点数となります。

ハゲタカカードにはプラスカードとマイナスカードがあり、
1~10、-1~-5の点数が書かれています。

2.手札を選ぶ
めくられたカードの点数を確認したら、
各プレイヤーは手札から1枚を選び、伏せた状態で場に出します。

3.点数を獲得する
全員のカードが出揃ったら、
数字カードを一斉に表向きにして数字の大きさを比較してください。

この時「一番大きい数字を出した人」が、点数を獲得します。

※使用した数字カードは裏向きにして捨て札にします

・ハゲタカカードがマイナスの場合
山札をめくり、それがマイナスカードだった場合は、
「一番小さい数字を出した人」が点数を獲得しなければなりません。

ポイント

プラスカードが欲しい場合は大きい数字を出す、
マイナスカードが欲しくない場合も大きい数字を出す、
圧倒的に大きい数字不足になるので、
どこで勝負をかけるのかが重要になってきます。

・同じ数字を出した人が複数いた場合
「一番大きい数字」または「一番小さい数字」が被ってしまったプレイヤーは、
そのハゲタカカードの獲得資格を失ってしまいます。

その場合、次に大きい数字、または小さい数字を出したプレイヤーが、
ハゲタカカードを獲得することになります。

例)
・ハゲタカカードがプラスの場合

・ハゲタカカードがマイナスの場合

大きい点数だから一番大きい数字カードを出したのに、
他の人と被って獲得できなかった。
一番小さい数字を出してしまったけど、
他の人と被ったおかげでマイナスカードを獲得しなくて済んだ、などなど、
ここでの読み合いがこのゲーム一番の醍醐味かと思います。

注意点

もしも出した数字がすべて被ってしまった場合は、
そのカードは場に出したまま次の山札をめくり、
次のハゲタカカードを獲得した人が前のカードと一緒に獲得します。

※次の山札がない場合は誰も獲得せずにゲーム終了です

この手順を15回繰り返し、
最終的に獲得した点数の多いプレイヤーが勝利です。

◆ゲームのあれこれ
やることは単純、ただとても頭を使います。
裏をかいて、裏の裏をかいてと色々考えてしまいますが、
わりと素直な人が勝ったりするのでとても奥深いです。

何度かやって他の人の癖がわかると、
より一層面白く感じるゲームだと思います。

1ゲームにかかる時間がとても短いので、
是非一度は遊んでみてほしい、そんなゲームです。